【オフィスの話題】スモールトークの本当の役割

スモールトークって何?

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アメリカのオフィスでは、会議の前やお昼休みなどに、近所にできた新しいレストランや家族旅行などの話題でとても盛り上がります。仕事とは無関係に見えるこの「スモールトーク」の習慣に、戸惑う方も多いのではと思います。

一見無駄な時間のようにも思えるのですが、この時間にお互いのことをよく知ることによって信頼関係ができ、仕事上の関係も円滑になります仕事上のお願いごとを頼みやすくなったり、緊急時に手を差し伸べてもらえたりと、良好な関係を築くと得られる物も多いです。

ということで今回の記事では、スモールトークでよくあがる話題や、避けると無難な話題、その他アメリカのオフィスでよく見られる、同僚と仲良くするための心遣いなどを紹介します

スモールトークに適した話題

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「スモールトーク」と呼ばれるくらいなので、大抵は5分から10分ほどの短い世間話です。

話題は、家族についての話や近所にできた美味しいレストラン、Netflixのドラマについてなど、無難なものが多いです。季節によっては、フットボールなどの話題も多く、オフィストークのネタにするためにスーパーボールのゲームを観戦する人もいるほどです。

パンデミック中は、お家時間の過ごし方などについて話している人も多かったです。

意見が対立するような話題さえ避ければ、幅広いジャンルについてお話することができます。

スモールトークで避けた方が良い話題

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議論がヒートアップしてしまうような話題は、スモールトークには適していません。

一般的に、政治、宗教、外見、人の死や病気について話すのは、避けるのが無難です。

特に複数名が参加しているスモールトークでは、全員が何かしらの発言をできるよう「狭過ぎるトピック」も避けることをおすすめします

おまけ

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スモールトークが苦手でも、職場の仲間達と良好な人間関係を作ることはできます。

アメリカでは、「週末」は金曜日から始まると考えている人が多く、毎週金曜日になるとオフィスの雰囲気も和らぎます。そんな和気藹々とした金曜日に、ドーナツなどの差し入れを持ってくる人も多いです。

日本のお菓子もとても人気なので、日本に一時帰国される場合は人気のお菓子などを購入してオフィスに持っていくのも良いアイディアだと思います。

私が以前働いていたアメリカの職場では、「白い恋人」と「東京ばなな」が特に人気でした。

まとめ

今回の記事では、スモールトークの役割について書きました。皆さんも、スモールトークを上手に活用し、仕事仲間と円満な関係を築いてみてください。