10月10日にボストンから東京に入り、それからは「14日間の待機期間」でした。
ワクチン摂取済みの人は、10日目にコロナのテストを受け、結果が陰性であれば待機期間は短縮となります。なので、私の場合、隔離期間は10日間でした。
10日間ホテルの部屋で過ごす中で、隔離しながらも楽しめる日本のグルメを色々試してみたので、おいしかったものを紹介します。また、持ってきてよかったものもいくつかあったので、それらも紹介していきます。
10日間の食事の様子
隔離期間中はホテルから出ることが原則不可能なため、ほとんどの食料はホテルのルームサービスかホテルに付いている小さなコンビニから購入することになります。
アメリカ在住の人はきっと共感できる部分もあると思いますが、日本のコンビニって本当に品揃えが豊富で、アメリカでは手に入らない食品も安価で手に入るため、とっても楽しいんですよね。
最初の2、3日はコンビニでおにぎりやサンドイッチ、サラダなどを購入し、食べていました。
しかし、途中でホテル内に電子レンジが存在することを知り、状況は好転しました。
電子レンジがあるだけで食事のレパートリーが広がるので、ホテルで隔離する場合は電子レンジが備えてあるところをおすすめします。
人によっては隔離期間中「Uber eats」や「出前館」などのデリバリーサービスを利用する人も多いかと思いますが、私たちの場合は成田空港の間近で「サービス対象外」のエリアだったため、他の手段を考えました。
ネットで買える美味しいものたち
「電子レンジがあるってことは、冷凍食品が買える。冷凍食品ってどこで買うんだろ…ちょっとAmazonを調べてみよう!」
突然のひらめきから、隔離中の食の旅は始まりました。
Amazonで食品を調べてみると、アメリカではなかなか手に入らない食べ物の宝庫でした。
物によっては、日本に住んでいる人にとっては割高かもしれません。しかし、日本の食材が高価な地域から一時帰国している人にとっては逆に安価だと感じる人も多いのではと思います。
何せボストンだと日本のスーパーで手に入る日本の食品は通常の2倍程度の値段で売られているため、私の場合は「これがこんなに安く手に入るの?!」と思う物が多かったです。財布の紐がゆるゆるになるので、日本食に飢えている人は要注意です。
ということで、アメリカから一時帰国した私が買ってよかったと思った食べ物達を紹介していきます。
モンブラン
日本に来たら食べたかったものの一つに、モンブランがありました。
最近は、特に都会では健康志向な人も多いため、甘さ控え目のスイーツもちょくちょく見かけますが、アメリカのスイーツは基本的に激甘です。日本にくるとちょうどいい甘さのスイーツが沢山あるのが嬉しいです。
ということで、楽天でオーダーした、和栗モンブラン。送料込みで、4つで1900円前後でした。
栗のペーストが濃厚で、中に生クリームが詰まっていておいしかったです。ホテルからもらったほうじ茶と共にいただきました。


ひつまぶし
一緒に隔離していたパートナーがうなぎを食べたがっていたので出前を調べてみたのですが、場所が場所なだけに、どこも対応していませんでした。
ということでまたもや楽天で調べてみたら、うなぎをお腹いっぱい食べられそうな「ひつまぶしパック」が売っていたので、インスタントライスと共に即購入。
2日ほどしてクール便で届きました。
本来はパックのまま熱湯で5分ほど加熱してから食べるようなのですが、そんな設備は無いので電子レンジであたためました。
うなぎよりも安価なひつまぶしですが、ボリュームがあってとてもおいしかったです。
「ひつまぶしパック」の存在により、私たちの「うなぎ欲」は一旦満たされました。

ネギトロ丼
ホテルに付いているコンビニで購入したネギトロ丼がとてもおいしかったので、マグロ丼も自作できないかと思いついて購入した一品です。
こちらは、オーダーしてから4−5日で配達と書かれていたので、荷物が届くまで少しだけ待ちました。
解凍する以外に調理が必要ないのも、とても便利でした。
ネギトロ丼と同じ業者さんから、「鮭とイクラの親子漬け」なるものも購入しました。
オンラインでこのレベルのシーフードが買えるとは、さすが日本。どちらも、とてもおいしかったです。


肉まんとシューマイ
中華料理も食べてみたいと思って購入したのが、551の肉まん。オーダーした翌日に早速届きました。
開けてみると、赤い箱に並べられた肉まんやシューマイたちがでてきました。
シューマイは写真で見るよりもボリューミーで、一つ一つがしっかりしており、ジューシーでとても美味しかったです。
肉まんは、水にさっとくぐらせてから耐熱容器に入れ、ラップをして電子レンジにかけました。フワフワで、こちらも美味しかったです。

ます寿司
ホテルの冷蔵庫は小さいため、室温15〜25度で保存できる「ます寿司」はありがたかったです。パッケージを開けてみると、木の箱に入れられたます寿司が。
少しだけ味見のつもりで食べてみたら、あまりに美味しくてぱくぱく食べてしまいました。
やっぱり、日本はシーフードがとても美味しいです。
美味しかったので、アメリカに帰る前にお土産に買っていこうと思います。



隔離中、持ってきて良かったもの
インスタントコーヒー
コンビニで「レギュラーサイズ」のコーヒーを購入した際に、その小ささにビックリしました。アメリカと、飲み物や食べ物のサイズ感が違うのだと思います。
私のように、仕事や作業中にコーヒーをたくさん飲みたいカフェイン依存症の人は、お気に入りのインスタントコーヒーを持っていくことをおすすめします。また、ホテルに備え付けのマグカップもアメリカの感覚だとかなり小さめなので、マグカップも忘れずに持参すると良いと思います。
今回は、お土産用に持ってきたインスタントコーヒーとマグカップを急遽自分用にし、難を逃れました。

室内でできるエクササイズの道具
隔離期間中の1番のネックといっても過言ではない、「運動不足」。
今回は、パートナーがTRXという室内で使用できるエクササイズの道具を持ってきていたので、どうにかなりました。
ドアなどにくくりつけて、紐をビョンビョンしながら筋トレをします。これが結構キツイので、良い運動になりました。
ポケットWifi
生徒さんの親御さんより、成田付近の隔離用のホテルはインターネットの回線が不安定なことがあると聞いていました(ありがとうございます!)
なので、事前にホテル宛にポケットwifiを手配していました。
時間帯によってはホテルのwifiが途切れ途切れになってしまうため、大事な会議などがある時に本当に役立ちました。
アイマスクと耳栓
今回の隔離では、ワンルームの中でパートナーと二人で10日間過ごしました。
私のパートナーはアメリカ時間で仕事をしていたため、夜中まで仕事をしていました。一方で、私は朝方人間なので、割と早寝早起きの生活を送っていました。
そこでとても役立ったのが、アイマスクと耳栓。
最初は胸当てみたいだとあなどっていたこのアイマスクですが、実際に使ってみると真っ暗闇な環境を作るのに非常に役立ちます。これプラス耳栓で、どこでも睡眠可能な環境づくりが可能です。