2020年4月14日 、ボストンからのJAL直行便(便名JL7)で日本に一時帰国しました。現在、コロナウィルス感染症拡大の影響を受け、アメリカからの入国者は全員PCR検査を受ける必要があります。私の場合、成田着陸から、政府指定場所のホテルに到着するまで約6時間かかりました。今後日本に戻られる方もいらっしゃるかと思うので、当日の流れをまとめてみました。
※状況が日々流動しているため、当日の流れも下記とは異なる可能性があることをご了承ください。
機内にて
-「質問票」、「LINEアプリ等を活用した健康確認個人情報取り扱いに関する同意書」、「入国される方へ検疫所よりお知らせ」を記入
15:40 成田に到着
-空港内での感染を防ぐため、飛行機内で待機しながら検疫(PCR検査)の順番を待つー待機中、飛行機内では映画や音楽などのエンターテイメント利用可能-検疫は、当日到着した便の順番で案内される-検疫は、自宅などを含む政府が指定した場所までの交通手段(ハイヤー、レンタカー又はお迎え。公共交通機関はNG。)がある人から優先的に案内される※私は交通手段がなかったので、案内されるまで時間がかかりました。
19:00 飛行機を出て、空港内に設置された検疫所に向かう
19:30 PCR検査を実施
ー検査場入り口で「要請書」「検査同意書」の記入-検査は鼻の奥に綿棒のようなものを入れるため、少しチクッとするが5秒程度で終わるー検査実施後、自宅などを含む政府が指定した場所までの交通手段(ハイヤー、レンタカー又はお迎え。公共交通機関はNG。)がある人はそのまま帰路へ。それ以外の人は空港内一時待機室へ案内されるまで待つ※検疫結果は1~2日後に出ます。
20:00 空港内一時待機室へ移動
ー待機室にて水が支給されるー待機室にて「質問表」を記入※室内は、三密に近い状況なのでマスクは必須です。
20:30 バスで政府指定場所のホテル「東横イン成田空港本館」へ移動
ーバス内は撮影禁止ーバス内はビニールで覆われ、内外から見えないようになっている※全身、感染防護服で覆われた係員と乗るバスは異様な光景でした…
21:15 ホテル前に到着
ーバス内で今後の説明を受けるー食事のアレルギーがある人は申告ーバス内で部屋番号を受け取り、下車
21:30 ホテル部屋に到着
ーおにぎり、水、お弁当、お味噌汁が支給されるー部屋は十分な広さで、お風呂、シャワー、Wi-Fi付き
私の場合は、結果がでるまでに2日かかったため、ホテル滞在期間は2泊3日でした。その間、ホテルから一歩も出ることはできませんが、三食付きの手厚いおもてなしを受け、日本のホスピタリティーに改めて感動しました。食事は毎回部屋の外に置かれ、準備が整い次第一斉に館内放送で案内が流れます。食事を受け取るときだけ、一瞬ドアを開けることができます。食事は日替わりで、十分な量があります。税金から賄っていただいていると思うと、残さず食べよう!という気持ちになりますよね。。。

検査結果は2日目の朝8:00に電話にて連絡がきました。陰性が確認できた人はその日に退室となりますが、帰国翌日から14日間は、引き続き、待機場所から不要不急の外出はしないこと、公共交通機関を使わないことが求められます。
それにしても、空港内の人の少なさや、搭乗率の低さ、ビニールで囲われたバスでの移動など、異様な光景を目の当たりにして、今の状況がどれだけ深刻であるかを実感しました。
成田到着便数や検疫のスピードにもよりますが、ホテル到着までにかなりの時間がかかるので、疲れがたまると思います。小さなお子様がいらっしゃる方はより一層苦労されるかと思いますが、前もって十分な情報を集めるなどして、当日スムーズに対応できるようご準備されることをおすすします。
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