様々な背景やニーズを持つ生徒さんたちに魅力的なレッスンを提供すべく、BJTでは、先生たちの多様性を大事にしています。BJTは、専門分野、性別、年齢、国籍など属性が異なる様々な人材から成り立つ、柔軟な企業を目指します。
BJT Tutor Interviewシリーズは、そんな先生たち一人一人の魅力を皆様に知っていただくための試みです。第二回目はみち先生にご登場いただきます!
自己紹介をお願いします!
こんにちは、みちです。1992年にアメリカにきました。子供のころは体が弱くて、外国に憧れてはいたものの、両親からなかなかアメリカに来る許可をもらえませんでした。日本の大学を卒業し、数年間お仕事をした後、1992年に一年だけアメリカ留学をしてもいいと許可をもらい、ボストンに来ました。日本にいた頃、家でATL(外国語指導助手)のお世話をしていたのですが、その先生たちがボストン出身だったというのが大きな理由です。 こちらではボストン大学のESLに通いました。ESLはライティングやリーディングにフォーカスしていたのですが、私はもっと現地の人々と英語でコミュニケーションを取る事に興味があったため、ESLの授業はなんだか物足りなく、もっと本格的に英語の勉強をしたいと思いました。そこで両親をもう一度説得し、ようやくアメリカの大学で勉強できることになりました。
日本で数年間お仕事をしていたとおっしゃっていましたが、どんなお仕事をしていたのですか?
国際交流関係(国際女性地位向上)のお仕事をしていました。JICAのなどのプログラムのボランティアなどで、外国の方々に家に遊びにきてもらうこともありました。それもあって、海外にとても強い関心がありました。
28年前、みち先生が来たばかりの頃のボストンって、どんな感じでしたか?
ボストンの様子は全然ちがいましたよ。当時は外国人も少なく、地元の皆さんも外国人慣れしていない様子でした。今はずいぶん状況が変わり、外国人に対してオープンな方々が増えた気がします。 大学院ではコミュニケーション学を勉強したのですが、難しい分野なので日本人もおらず、そのおかげで英会話のスキルが上達しました。とても充実した大学生活でしたね。
大学院卒業後は、どんなお仕事をされていたのですか?
コミュニケーション学科卒業後はジャーナリストになる人が多かったのですが、競争率が激しかったです。なので、少し方向転換して外資系旅行会社につとめ、日本向けのマーケティングを担当しました。そこで3年間働き、ワーキングビザの切り替えで日本へ帰国しようかと迷っていたら、主人(当時の恋人)にプロポーズされました! しかし残念なことに、アメリカに永住することが決まった矢先に同時多発テロ事件が起き、旅行会社が潰れてしまいました。
どうしようかと途方に暮れていたら、MITからお仕事のお話しがきました。そこから16年、海外からMITに来られるご家族のサポートを、お仕事として続けてきました。スペイン語も話せるので、スペイン語を話すご家族のサポートもしていました。
みち先生は、娘さんがいらっしゃいますよね。娘さんにも、日本語を教えましたか?
最初はいろんなご家庭で挑戦されるように、私も意気込んでバイリンガル教育に挑みました。日本語で話しかけたり本を読み聞かせたり、すっごく頑張ったのですが、ダメでした。やっぱり娘が学校に通うようになると、日本語から遠ざかっていきました。 でも、高校生になった今、日本語に興味を持ちはじめ、一生懸命勉強しています。大きくなってから、日本に自分のルーツがあると気がついたのも理由の一つだと思います。アニメに興味を持ったのも大きな理由ですね。
英会話のTutorをする上で、一番楽しいことは何ですか?
やっぱり、いろんな人に出会えることが一番楽しいです。私は「先生と生徒」という上下関係なしで、同等に学び合える関係を理想としています。先生だって、全てを完璧に知っているわけではないので、もちろん分からないことがあれば私自身勉強しながら教えています。 BJTでお仕事する前は、どちらかというと南米出身の生徒さんを中心に英語を教えていました。生徒さんたちも、出身地によって文化がちがってくるので、お互い文化を知る学びにもなりました。南米出身の方々はみなさんとってもおしゃべりが好きなので、フレンドリーな雰囲気になることが多かったです。
日本人の生徒さんの、よくある間違いはどんなものがありますか?
母音の音を知らなかったり、子音の発音を間違えていたり、やはり発音は日本人にとって大きな壁になっている気がします。カタカナ英語や和製英語が問題だと思います。 それから、「きれいに発音するのが恥ずかしい」という日本の文化的な問題もあると思います。でも、カタカナ英語で喋っていてもアメリカでは通じないので、その辺のメンタルバリアを解除するのが大事です。 それから、イントネーションを消してモノトーンになってしまうのも、英語が通じない理由の一つです。大事なところでアクセントを強調しないと、通じません!
みち先生の趣味を教えてください。
コンブチャには思い切りはまっています!というかもう、生活の一部ですね。毎週作って、二次発酵させてソーダを作るのにはまっています。オレンジとかストロベリーとか色々試しましたが、今のところパイナップル味がベストです。 コンブチャって万能で、美顔パックにもなるんですよ。お店で売っているパックと同じような成分が入ってるんです。コンブチャの液だって、肌につけるローションにも使えますよ。
(先週のブログ記事に、コンブチャ のレシピが載っています!こちらからお読みください)
家族旅行では、どこに行くのが好きですか?
うちは娘が一年中スケートの練習をしているので、なかなか遠くには行かれません。近場だったら、やっぱりCape Codに行く事が多いですね。
ボストンでオススメのお店やカフェ、レストランを教えて!
Somervilleに工場がある、Taza Chocolateが好きです!特に冬は、アーモンドミルクとTazaのチョコレートを混ぜて、ホットチョコレートも作れます。美味しくてヘルシーなのでおすすめです。以上、みち先生とのインタビューでした!
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