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アメリカのホリデーシーズンの過ごし方

みなさんこんにちは、BJTのAyaです。明けましておめでとうございます。

皆さんは、クリスマスやお正月をどのように過ごしましたか?

私は主に日本とアメリカに友達が住んでいるのですが、フェイスブックやインスタグラムを見ていると、住んでいる地域によってみんなの過ごし方が違うことがわかります。

ということで今回は、体験談も交えながら、アメリカのホリデーシーズンの過ごし方を紹介していこうと思います。

冬の祝日は、シーズンとして楽しむ

日本だと、クリスマスやお正月って、それぞれ単体のイベントですよね。それに比べると、アメリカは11月の終わりの感謝祭から新年にかけて、1ヶ月を超える間、ホリデーシーズンを楽しむ傾向にある気がします。

単体の祝日をそれぞれお祝いするだけでなく、祝日がたくさん続く季節を楽しむイメージです。

冬の最初の大イベントは、サンクスギビング

ホリデーシーズンの流れとしてはまず、11月の終わりにサンクスギビング(感謝祭)が行われます。

感謝祭は基本的に家族が集まるイベントで、日本のお正月に似ています。感謝祭では、クランベリーソースと一緒に七面鳥を食べたり、スタッフィングと呼ばれる、パンがベースとなる食べ物があったり、デザートにパイが用意されたりします。

今回は私もパートナーのご家族の感謝祭に参加させてもらったのですが、20人くらい集まりました。みんなコロナのテストを受け、それぞれ担当の食べ物を持ち寄って参加します。

サンクスギビングのパーティーでは、テーブルをサンクスギビング仕様に飾つけました。
ターキーやグラタンなど、色々な種類のお料理をいただきました。

私は、デザート担当として、栗と餡子のモンブランを持っていきました。食事が終わったら、みんなお酒を飲みながらお話ししたり、歌を歌ったりします。

普通のモンブラン(Mont Blanc)と、餡子のモンブラン(名付けて、Mont Fuji)

サンクスギビングの翌日は、ブラックフライデーと呼ばれ、色々なお店がセールを行う日として知られています。ここでクリスマスプレゼントを買う人が多いです。

サンクスギビングからクリスマスまでの期間

サンクスギビングが終わると、人々はクリスマスに向けて準備を始めます。サンクスギビングからクリスマスまでは1ヶ月弱くらいあるのですが、クリスマスに向けた準備を楽しむ人が多いです

サンクスギビングが終わると、薬局やスーパーにすごい勢いでクリスマス関連のグッズが並びます。クリスマスツリーがお店に並ぶのも、だいたいこのタイミングです。ちなみにクリスマスツリーは、プラスチックの偽物ではなく本物のモミの木を準備する家庭が多いです。

お店に並ぶ、ミニクリスマスツリー。

家庭によってこの時期の過ごし方は違ってくるのですが、私たちの場合は、この時期もしっかり楽しみます。

例えば、今年はアドベントカレンダーを2種類用意しました。

アドベントカレンダーというのは、12月1日からクリスマスまでの日にちをカウントダウンするために使われるカレンダーです。

色々な種類があり、今年はLindtのチョコレートのアドベントカレンダーとお茶のアドベントカレンダーを買って、毎日ちょっとしたティータイムを楽しみました。

アドベントカレンダーを手作りする人や、お酒のアドベントカレンダーなどちょっと変わったものも売られているので、毎年違うものを試して楽しんでいます。

それから、クリスマスツリーも買いに行きました。

クリスマスツリーにオーナメントを飾ったり、クリスマスプレゼントをラッピングして、ツリーの下に置いたりするのもこの時期です。

今年はお菓子の家が売り切れで手に入らなかったのですが、お菓子の家づくりもとっても楽しいです。お菓子の家のキットが売られていて、アイシングやキャンディーを使ってデコレーションします。

昨年は、こんな感じに仕上がりました。

コロナ前は、友達みんなで集まってデコレーションをして楽しみました。

来年は、キットが売り切れてしまう前に買いに行こうと思います。

あとは、クリスマスまでの期間に、少しずつ切って食べるドイツの熟成お菓子、「シュトーレン」も買ってみました。

だいたいこんな感じで、サンクスギビングからクリスマスにかけて楽しみます。

この時期、街もホリデームードがすっかり高まり、職場などでもメールの返事がスローダウンするなどの傾向がみられます。スローダウンしてしまうと困る仕事は、ホリデー前に済ませておくことをおすすめします

クリスマスも家族の行事!アメリカ流クリスマスの過ごし方

クリスマスも、サンクスギビング同様に、家族で過ごす人が多いです。日本だと、クリスマスは恋人たちの祝日という印象が強いですよね。アメリカの場合は、サンクスギビング同様に、クリスマスも家族で過ごす祝日です。基本的にはクリスマスの朝に家族みんなでツリーの下のプレゼントを開け、賑やかに過ごします。

あとはストッキングと呼ばれる、クリスマスの靴下の中にも小さな細々としたプレゼントが入っており、それをあけたりもします。

ストッキングは暖炉がある家では暖炉の縁に飾られることが多いです。ストッキングの中には、チョコレートや小さいおもちゃなど、高価ではないけれど楽しいものを入れます。

クリスマスは、家族によって恒例行事のバリエーションが出てくる行事でもあります。

例えば、友人の中には、クリスマスイブにお母さんがシナモンロールを焼き、 みんなでクリスマスの映画を見ながら食べるという家庭もあります。

また、そのご家族はドイツ系の家族なため、クリスマスツリーにピクルスのオーナメントを隠し、 誰が見つけられるかを競う「クリスマスピックル」という習慣もあるようです。

私のパートナーの家族は、クリスマスイブにチーズフォンデュを食べる恒例行事があります。

友達や恋人と過ごすお正月

クリスマスが終わると、お正月がやってきます。クリスマスとお正月の間は、仕事を休む人が多いです。

お正月は、家族の行事というよりは友達や恋人と年が明けるまでパーティーをしたり、テレビでニューヨークのカウントダウン番組を見たりする人が多いです

大晦日は、近所のバーもたくさんの人で賑わっていました。

私の場合は、大晦日は年越しそばや納豆、糠漬けなど、自分の好きな食べ物をたくさん用意して過ごしました。

ちなみに、年越しそばには缶詰のおいなりさんの皮と、トレジョの冷凍エビフライを乗せました。

大晦日は夜中まで起きていて、年代わりにNYのカウントダウンを見ました。同じ番組で、「世界のカウントダウンの様子」も放送されていたため、ついでに見てみました。

お正月が明けると、すぐに仕事が始まります。今年は、3日の月曜日から仕事始めの人が多いと思います。

皆さんのお正月は、いかがでしたか?2022年が、皆さんにとって素敵な一年になるといいですね。