小学校と中学校ではあまり聞かない言葉ですが、高校や大学に入ると、生徒たちはGPAを気にするようになります。GPAとはGrade Point Average の略で、総合的な生徒の成績の良さを表します。
例えば、お子さんが二学期制の高校に通っていて、一学期につき4クラスずつ取っていたとします:算数、国語、理科、社会など。
それぞれ、学期末になると最終成績が出ますよね。この成績に、下記の具合でポイントがつけられるのです(ポイントのつけ方は、学校によって異なる場合があります)。
A 4.00A- 3.67B+ 3.33B 3.00B- 2.67C+ 2.33C 2.00D 1.00F 0
算数がA、国語がB、理科がA、社会がCの場合、その子の一学期目のGPAは、(4.00 + 3.00 + 4.00 +2.00) ÷ 4 = 3.25 となります。
もしも二学期目のGPAが4.00だった場合、そのお子さんの学年末のGPAは、一学期目と二学期目の平均、3.63となります。
高校の終わりになると、生徒たちは大学への準備を始めます。その際、大学への願書に、応募時のGPAを記載します。もちろんGPAだけが全てではありませんが、GPAは生徒の学力や努力などを測る物差しとして使用されています。
奨学金に応募する際にも、応募者資格の欄に、「GPA 3.0以上」など記載されていることがあります。
大学を卒業してから就職する際も、履歴書に大学や高校のGPAを記載します。これは、新卒者が課題をこなす能力があるのかを知るために、企業側から要求される場合がほとんどです。
GPAは、アメリカ社会でとても重視されているものなのです。
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