2021年11月 日本→アメリカ入国の流れ

みなさんこんにちは。

先日、1ヶ月間ほど日本に一時帰国をしました。

日本に入国した際は、「出国前検査証明書」などの準備が必要で大変でした。10月上旬に日本に入国した時の様子は、こちらのブログにてお読みいただけます。また、10日間の隔離生活中の様子もこちらの記事にて紹介しています。

11月上旬にアメリカに戻ってきた時も、コロナ検査の陰性証明書が必要だったため、いつもよりバタバタしました。そこで、今回の記事では、日本→アメリカへの入国手順について、質疑応答形式で紹介していきます。最後に、自分の体験談をお話しします。失敗談とともに、「こうしておけばよかった!」と思った点なども共有しているので、是非最後までお読みください。実際にどのような流れになるか、大まかな流れをつかんでいただければと思います。

今回は、コロナの陰性証明に重きを置いて記事を書きます。

日本からアメリカに入国する場合、何が必要なの?

アメリカに入国するにあたり、準備しなければならない物は3つあります。

  1. コロナの陰性証明
  2. ワクチン接種証明(ワクチン接種時に渡される、クレジットカードサイズの、CDCのロゴが入った物です)
  3. 宣誓書(事前に印刷し、フォームを記入してサインをする必要があります)

誰がコロナの陰性証明をする必要があるの?

11月8日以降、アメリカへ入国する際にはコロナの陰性テスト結果が求められるようになりました。

ワクチン接種のステータスにかかわらず、ワクチンを受けた人も受けていない人も、2歳以上であれば全員がコロナ陰性のテスト結果を提出しなければなりません(但し、すでにコロナにかかった人は別の方法があるようです)。

ワクチン接種済みの人…ワクチンを打ってから14日間以上経過している人は、このグループに入ります。ワクチン接種済みの人は、フライトが出発する72時間以内にテストを受け、結果を受け取る必要がありますまた、ワクチン接種証明書も提示する必要があります。

ワクチン接種済みでは無い人…ワクチンを打ってから14日間経過していない人、またはワクチンを全く打っていない人は、このグループに入ります。ワクチン接種済みでない人は、フライトが出発する24時間前以内にテストを受け、結果を受け取る必要があります

すでにコロナにかかった人…すでにコロナにかかって、治った人は、“documentation of recovery”を用意することにより、コロナの陰性証明の提示は免除されるようです。

テスト結果とワクチン接種証明書は、いつチェックされるの?

11月10日にアップデートされたCDCのウェブサイトによると、飛行機に搭乗する前にチェックされ、必要に応じてアメリカ入国後にもチェックされるとのことです。

テスト結果に記載されていなければならない情報は?

  1. テストの種類
  2. 検査機関についての情報
  3. 検体接種日時
  4. 個人情報(氏名に加え、生年月日またはパスポート番号のいずれか)
  5. 検査結果

容認されるテストの種類は?

以下のいずれかを受ける必要があります

核酸増幅検査(Nucleic acid Amplification Test:NAT、NAAT)

抗原検査(Antigen Test)

※PCR検査も核酸増幅法のひとつなので、PCR検査を受けても大丈夫です。

どこでテストを受けられるの?

こちらのウェブサイトにて、検査機関のリストをお読みいただけます。

11月11日にアメリカに入国した私の体験談

ここからは、個人の体験談になります。

人によって背景が変わってくると思うので、あくまで参考程度に読んでいただければと思います。

11月9日火曜日 午前9時

11日の夕方のフライトで帰る予定だったので、火曜の朝にコロナのテストを受けに行きました。

PCRの検査所は山ほどあること、アメリカはさほど厳しくないであろうという甘い考えから、都内にある一人2300円くらいの激安PCRを予約し、受けに行きました。

検査所に着くと、①陰性結果は日本語でのみしか発行できないことと、②名前もひらがなでしか記載できないこと(ローマ字、英語表記は不可能ということでした)を告げられました。

とりあえず、検査所にすでにいたため、バックアップとして激安PCRを受けることにしました。翌日、届いた結果がこんな感じでした。

これでは、陰性証明の条件を満たしていないため、アメリカ入国時には使えません。

11月9日昼間〜夜

激安PCRの結果を待っている間、陰性証明についてより深く調べてみました。新たな条件が加わってから日が浅かったため、情報はかなり少なかったのですが、どうやら真面目に準備しなきゃいけなさそうだということが発覚しました。

焦った私は、Facebookの「Japanese in the U.S. 在米日本人。」というグループにて質問しました。

すると、親切な方々からの回答が…。

余談ですが、とても協力的な人が多いので、アメリカ生活で困ったことがあればこのグループへの質問はおすすめです。

都内で一番安くコロナの検査を受けることができ、陰性証明書も発行していただけるのはこちらのクリニックのようです。

残念ながら私たちには時間がなかったので、当日検査予約・陰性証明書の受け取りが可能な、こちらのクリニックに駆け込みました。

11月10日 午後1時半

すぐに予約を取ることができ、とてもスムーズな流れでテストを受けることができました。テストを受ける際は、パスポートを持っていくのをお忘れなく

テストは、鼻の奥に綿棒を入れる、多少の痛みが伴うものでしたが、一瞬で終わりました。1:30pmにテストを受け、夕方4:30pm頃にメールにて陰性証明書が届きました

無事陰性証明を受け取ることができ、スムーズにアメリカに戻ってくることができました。私の場合、コロナの陰性証明をチェックされたのは、JALのチェックインの時のみでした。アメリカへの入国時は、特にチェックされませんでした。

時間に余裕のある方は、あらかじめ安価でテストを受けられるクリニックを予約したり、お医者さんとビデオ電話にてコロナの検査を受けられるキット(航空会社により、承認されるキットの種類は変わってくるようです)の購入・日本への持参をしたりすることをおすすめします。

例えばUnitedをご利用の方は、こちらのキットの使用が可能だそうです。クリニックで受ける検査に比べると、$69.99というお値段はかなり安価なのではないでしょうか。 空港でも検査は可能らしいのですが、とても高額らしいので、やはり余裕をもってお財布に優しい選択をすることをおすすめします。

これからホリデーシーズンに向けて、日本に一時帰国される方も増えるのではと思います。しっかりポイントを抑え、素敵な時間をお過ごしください!