アメリカに帯同する際、パートナーの皆さんが不安を抱く要素の一つが「仕事」だと思います。勿論、パートナーの方ご自身が駐在や休職という形で渡米される場合もあると思いますが、中には退職してこられた方も多いのではないでしょうか。
せっかく海外にいるので、時間がある方や英語を使って仕事をしたいという方は、アメリカでも合法的に働けたら嬉しいですよね。
アメリカの場合、ビザステータスにもよりますが、帯同者も申請さえすれば働けるビザがいくつかあります。今回はその中でも「J2ビザ(J1ビザホルダーの帯同者用ビザ)」のEAD申請方法についてご紹介したいと思います。
(ハーバードの資料を参考にしています)
EAD申請に必要な書類
・J1とJ2のForm I-94
・J1とJ2のDS-20〇〇最新版のコピー
・J1とJ2のパスポート顔写真ページのコピー
・J1とJ2のパスポートビザページのコピー
・$410 小切手(check) 又は 少為替(money order)
→支払先(make payable to)は “Department of Homeland Security”と記入。
・カバーレター→サンプルはこちら!
・J1所持者との結婚証明書(婚姻届の受理証明書英訳でも可)
・顔写真2枚→サイズなどはこちら!
EAD申請の手続き
①上記書類を全て、下記USCIS(US Citizenship and Immigration Services)に郵送
郵送先住所:
USCIS
P.O.Box 660867
Dallas, TX 75266
※この時の注意
・郵便局(U.S. Post Office)の”certified mail or return receipt requested”で送ることをおすすめします!追跡できます。
・念のため、全書類のコピーを保管しておくことをおすすめします。
②1週間程度でUSCISより「I-797C(受理証明レター)」が家に届く
→ステータス確認サイト
③更に1ヶ月程度で「I-797(承認証明レター)」が家に届く
④その後1週間程度でEADカードが到着!
※イメージ図(USCISのWebサイトより)

カードが届いたら次は、SSN(Social Security Number)の申請です。
SSN申請に必要な書類
・パスポート本体
・J1とJ2のForm DS-2019本体
・EADカード
SSN申請の手続き
①上記書類をSocial Security Administration office(時間:9am~4pm)に持っていく
ボストンオフィス住所 :
10 Fawcett Street, 1st floor
Cambridge, MA 02138
又は
10 Causeway Street, Room 148, 1st floor
Boston, MA 02222
②4~8週間程度でSocial Security AdministrationよりSSNカードが届く
※イメージ図

EADに比べるとびっくりするぐらい質素です。紙切れ一枚。でもこのカードに書かれた番号は日本のマイナンバーカードのようなもの。とっても大事なので、無くさないようにお気をつけください!
ちなみにEADカードが届く前の、I-797(承認証明レター)が届いた段階では、まだSSN取得はできません。
以上、ご参考までに!
(2020年現在の情報です。実際に申請される方は念のため、各種公式HPもご確認ください。)
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