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アメリカのミーティング②:発言する隙を作る方法
アメリカ人の会議の様子を観察していると、誰かがいったコメントに対して発言をしたい人が、何かしらの「音」や「フレーズ」を発し、自分の発言する「隙」をつくります。例えば… -
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アメリカのミーティング①:「英語で発言するタイミングが難しい」を分析
アメリカで仕事をしている方々の中には、英語でのミーティングが苦手だと言う方も少なくありません。 理由はたくさんあると思いますが、その中の一つに、「発言するタイミングが難しい」という意見があります。 英語でのミーティングを観察していると、誰かが発言をし、終わりそうになると間髪入れずに次の誰かが自分の意見を言います。この発言の連鎖に入って行くのは、英語が第一言語ではない人々にとっては至難の技です。 アメリカのミーティングでは、どうして参加者たちが沢山発言をするのでしょうか。 アメリカでは幼稚園に入る頃から、みんなの前で自分の意見を述べたりプレゼンテーションをしたりする機会が数多く設けられます。小学5年生のアメリカに来たばかりの頃、… -
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今すぐ使える英語の慣用句!動物編
Charley Horse 「足が攣る」という表現、英語でなんというかご存知ですか? 正解は、「Charley Horse(チャーリーホース)」です。 私は最初にこの言葉を聞いた時、チャーリーが何者なんだか、馬はどこから出てきたんだか、全く意味不明な表現だと思いました。由来を調べてみましたが、いくつかセオリーがあるようで、その一つに下記のようなものがありました: 1800年代後半のいつ頃かに、シカゴの野球場のグラウンド整備が、チャーリーという変な馬を使用していた。チームメートたちは、怪我をした選手をチャーリーと呼ぶようになった。(source: www.everydayhealth.com) この英語表現は、カナダやアメリカで… -
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学生がアルバイトは当たり前?アメリカと日本での考え方の違い
高校時代、学校で仲良しだった友達のお母さんの紹介で、近所のスーパーでレジ打ちのアルバイトをしていました。昼間は学校に通っていたので、アルバイトをするのは主に休日と、平日の夕方から夜にかけてでした。 スーパーのレジにはレジ打ちのスピードを図る機械がついており、「レジ打ちの早い人ランキング」が毎月休憩室に張り出されるのがとても楽しみでした。そのランキングの上位にいたいがために、高速でレジ打ちをする方法を日々試行錯誤していました。 そんな話はさておき… 私が学校に行きながらアルバイトをしていたことを知った日本の祖母は、とても怒りました。「高校生なんかにバイトさせるんじゃないの!今すぐ辞めさせなさい」と電話口に母に言っているのを聞いた… -
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アメリカで最近知ったちょっと面白い話
ミニーマウスの本名 先日、Trivial Pursuitというボードゲームをしていて、「ミニー・マウスの本名はなんですか?」という質問に遭遇しました。私はずっと「ミニー」が本名だと思っていたので、この質問自体にビックリ。正解は、ミネルヴァ・マウスだそうです。ミネルヴァという名前をあまり聞いたことがなかったので調べてみたところ、どうやらローマの女神様の名前だそうで、知恵や戦略の神様と呼ばれるアテナと同一の神様を指す場合もあるようです。 この質問の答えを見て、正直「ミニーとミネルヴァって全然違うじゃん」と思ったんですけど、他の名前も「本名」と「あだ名」が全然違うことが結構あります。例えば、William(ウィリアム)という本名の人… -
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知っておくと便利な英語
スーパーで募金を断る時の言い回し 高校生の頃、地元のスーパーでレジ打ちのアルバイトをしていました。募金活動が行われるシーズンには、お会計の際に、お客さんに「Would you like to donate a dollar for ◯◯?(◯◯へ1ドル募金しませんか?)」と聞くことが決まりとなっていました。レジでの募金活動の機会は、結構頻繁に訪れます。レジ打ちの立場からしても、「結構しょっちゅうあるよなぁ」という感じでした。ホリデーシーズンに行われるホームレス施設への募金、保健所にいる動物たちへの募金、闘病中の人たちへの募金など、Checkout Charityと呼ばれる類の募金は多数存在します。 募金が大好きな人もいるし、自… -
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アメリカ人に褒められた時の返し方
先日、英会話レッスンの親御さんから、「保育園などで先生に自分の子供が褒められた時は、どう答えるのが妥当ですか?」というご質問がありました。 自分や家族の話をする時、日本人は自分を下げる傾向にありますよね。「うちのバカ息子が…」とか、「どうしようもない娘」とか、そういったフレーズをよく聞きます。 私は10歳の頃にアメリカに越してきましたが、それまでは日本で過ごしました。 幼い頃は祖父母も一緒に住んでいたのですが、思い返してみると… 近所の人:「あやちゃん、おとなしく本を読めるなんて偉いね」 おばあちゃん:「いやいや普段はうるさいのに、お客さんが来た時だけですよおとなしいのなんて」 幼稚園の友達のお母さん:「あやちゃんにはいつも仲… -
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The Return of Mottainai Ghost
The Return of the MottainaiGhost By. Aya Abe The sense of mottainai grew on me as I was raised in Japanese culture. “That is very mottainai. Never waste a grain of rice, or you will lose your sight”, my grandma in Japan tells me even today when I leave some rice on my plate, based on the ‘Mr. Manners’ habit I brou… -
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日本ネタはアメリカで大活躍!
日本って、小さい国なのに世界に与えている影響は大きいんです。例えば、「かわいい」という日本語は、アメリカ人の中学生や高校生にも知れ渡っている言葉です。「お弁当」も、”bento box”というコンセプトで、いろんな人たちに愛されています。小さい国なのに色々な面白いコンセプトを生み出したり、経済大国ランキングでも上位に入っていたり、日本ってすごいよなぁと思います。 で、その日本の文化や生活って、外国人からしたらとても興味深いみたいなんです。 大学生の頃、「世界の街」という、世界の街について学ぶクラスを取りました。そのクラスでは期末テストの代わりにプレゼンテーションをしなければなりませんでした。お題は、「世界の街を一つ選び、自分の… -
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マイノリティは強みになる!
アメリカで日本人として生きるというのは、マイノリティとして生きるということです。 マイノリティであるというのは、一見損なことのように思えます。 マイノリティだから差別される、チャンスが無い、誰も理解してくれない…環境によっては、確かに大変な思いをする人がいるかもしれません。そして、常に偏見と戦わなければいけないのは事実です。 しかし、アメリカでは人と違うことや個性が評価されます。自分の立場の使い方によっては、ここでマイノリティの強みが発揮されるのです。私の経験上、マイノリティの強みが武器になるのは、 「簡単に相手を驚かすことができ、インパクトを与えることができる」 点かなと思います。 例えば、ヨボヨボで杖をついているおばあちゃ…