みなさん、クリスマスはどのように過ごされますか?日本のテレビ番組や雑誌を見ていると、大人にとってのクリスマスは「恋人同士で過ごす日」、子供にとってのクリスマスは「サンタさんからプレゼントをもらえる日」という印象があります。
私も、小さい頃は、クリスマスイブにサンタさんが来て、次の日の朝にはプレゼントを開けて、夜は家族みんなでクリスマスケーキを食べて…と、クリスマス=プレゼントやケーキが食べられる祝日!というイメージがありました。
しかし、アメリカに引っ越してきてからというものクリスマスのイメージは一転。日本とは全然違うお祝いの仕方に、最初は驚くことばかりでした。
今回は、日本とは違うアメリカのクリスマスについてご紹介します!
1. クリスマスにケーキは食べない
クリスマスシーズンになると、日本ではデパ地下やケーキ屋さんで色とりどりのクリスマスケーキが販売されますよね。
しかし、アメリカでは日本で見かけるようなクリスマスケーキは見当たりません。ケーキの代わりに、デザートにはアイシングで飾り付けされたケーキや、パイなどを食べます。
日本でクリスマスケーキが流行ったのは、1922年に不二家が「クリスマスにはケーキを食べる習慣」をマーケティング戦略の一環として広めたからだそうです。
ちなみに、アメリカではケーキは食べないものの、ヨーロッパではケーキを食べる国も多いみたいです。
2. クリスマスは、日頃の感謝を込めて学校の先生にプレゼントを渡す日
アメリカの小学校では、クリスマスになると生徒から先生に、ちょっとしたプレゼントを渡します。
これが定番!というわけではありませんが、かさばらないので、メッセージカードに20~25ドルくらいのギフトカードを添えて先生に渡す生徒も多いです。ほかにはお母さんが焼いたお菓子だったり、キャンドルだったり、プレゼントの内容は様々です。
私が小学生の頃の先生は、クラスみんなの前で生徒達からもらったプレゼントを1つづつオープンし、生徒たち一人一人にお礼を言っていました。その先生はアインシュタインの大ファンだったので、アインシュタイングッズが大半を占めていたのを覚えています。他の生徒が先生に渡したプレゼントを見るのが興味深く、衝撃的でした。
3. クリスマス当日はお店が全部閉まる?!
クリスマスといえば、日本だったら恋人同士でお洒落なレストランに行ったり、デートスポットに行ったりしますよね。スーパーが閉まることもなく、ビジネスにとってもクリスマスというのは稼ぎ時なのではないでしょうか。
一方で、アメリカのクリスマスは日本で言うお正月に雰囲気が似ています。恋人同士で過ごすというよりは、家族みんなで過ごすための祝日。クリスマスイブもいつもより早めに閉店するお店が多く、当日はほとんど閉まります。日本でいう、大晦日と元旦のような感じです。なので、食材や消耗品など、クリスマス前日までに買っておくことをおすすめします!
今回は、日本とは違うアメリカのクリスマスの習慣についてお話ししました。みなさん、素敵なクリスマスをお過ごしください。
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