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アメリカに来てから、普通に英語が喋れるようになったまでの経緯

以前のブログ記事にも何度か書いたことはありますが、アメリカに引っ越してきたばかりの頃は英語力ゼロで、周りの人々が何を言っているのか全くわかりませんでした。しかし、そんな私でも特別な教材を使用したり、英会話スクールに通ったりすることなく英語を習得することができました。

今回は、アメリカに来てから、ネイティブの子供達と一緒に不自由なく授業を受けられるようになった経緯についてお話しします。


ちなみに、アメリカの学年システムは日本とは異なり、一般的に下記のようになっています。地域によっては、別のシステムが使われる場合もあるようです:
小学生:1−6年生中学生:7, 8年生高校生:9−12年生
高校生になると、9年生(9th grade)や10年生(10th grade)という呼び方に加え、各学年に特別な名前が付きます:
9年生 Freshman10年生 Sophomore11年生 Junior12年生 Senior

5年生

英語力ゼロ。学校の授業の内容も全くわからず、もちろん宿題の範囲もわからないので成績はクラスでも下の方。友達になった英語が喋れる日本人生徒に助けてもらいながら、なんとか一年過ごす。
自宅では日本語を話す。

6, 7, 8年生

英語の聞き取りは、まあまあできるようになる。学校の宿題や提出物の範囲もわかるようになり、成績も徐々にアップ。頭で考えてからしか発言はできないので、授業中のディスカッション中などはほとんどサイレントに。クラスの課題や宿題、友達との会話などを通して、語彙力もアップ。
自宅では日本語を話す。


9年生

高校に進学し、クラスのレベルが一気に難しくなる。宿題やテストの量も増え、英語のクラスでは課題図書の量も増える。どのクラスでも、きちんと教科書や課題図書の内容を理解していないと授業に参加できないので、電子辞書を使って隅々まで単語を調べ、時間をかけて読書に励む。語彙力がかなり身に付く。

この頃から、家庭の事情で自宅でも英語・日本語の両方を話すようになる。ディナーの席では、父と英語でのディスカッションをする機会が増える。

10年生

前年と同様に、教科書や課題図書を通して語彙力アップ。英語のクラスでは、本格的な英語のエッセイの練習が始まる。苦労しながらも文才のある同級生が書いたエッセイをお手本に、アメリカのエッセイの構成や言葉遣いを学ぶ。
アメリカの高校や大学では、発言することを強いられるクラスが多い。Participation pointといって、自分の意見を述べることによって貰えるポイントがあり、最終成績に関わる。なので、無理やりではあるが授業中にもディスカッションへの参加や、クラスでの発言などが強いられる。


11、12年生

高校生活の容量もつかみ、学年トップの成績に。クラスにも慣れ、飛び級して地元の大学でクラスを取る。この頃には、多少の文法の間違いはあるものの、ネイティブと競争できるレベルの総合的な英語力が身についていた。


これはあくまで私の場合ですが、ネイティブと同じ要領で勉強ができるようになるまで、7年ほどかかりました。リスニング、スピーキング、リーディング、ライティングという、様々な言語の側面をマスターするためには、それなりに時間がかかるのです。


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